M's last diary

自分について知っているニ三の事柄

2023-01-01から1年間の記事一覧

引っ越しは人生を変えるか?

子供の頃には親の事情で人生が変わる。 小学校の頃は転校が多く、延べ4つの小学校に通う事になった。転校の度に自分の環境、友人関係などは大きく変わった。その経験がその後の人生にどんな影響を与えたのかは良く判らないが、3年から5年周期で人生は変わ…

人生は自己責任

「人生は自己責任」だと思っているので、「社会の責任」を問う声を聞くと、いつも違和感を覚えてしまう。 「自分は傷ついた」「これは社会構造や業界の体質に問題がある」などという話を聞くと、それはその通りだと思いつつも、傷ついた自分を癒すのは自分の…

ありきたりな結末

「思い出補正」などという言葉がある。 誰が言い出したのか知らないが、昔観た作品や体験した出来事が、自分の中で必要以上に高く評価されてしまう事を言うらしい。実際はそれほどの事でもないのに、思い出によって補正されているという訳だ。 昔好きだった…

されど空の青さを知る

「鍛え抜かれた肉体」という物にあまり興味が湧かない。 「人間の限界に挑む」などと聞くと、ため息が出てしまう。 「人間はもっといい加減でいいんじゃないのか?」と思ってしまう。 真実を突き詰めたり、科学の限界に挑んだり、その結果、人間は幸せになれ…

「街とその不確かな壁」

「街とその不確かな壁」を読了したので、その感想をここに記しておくことにする。 これを読んだと言うと、「どうなの? 村上春樹って面白いの?」って聞かれることが多い。そういう人は大抵読んでいない。しかも「大して面白くないよ」という反応を期待して…

生まれ変わったら結婚しよう

「生まれ変わったら、結婚したい」と若い女の子に言われた。 「生まれ変わって俺が虫になってたらどうすんだ? キャーって悲鳴を上げて、叩き潰すんだろ?」 などと言って混ぜっ返したが、それで良かったのか? 30以上も年が離れている女の子にそんな事を言…

誰が英雄なのか?

織田信長と濃姫の映画を観た。 話題作であったが、退屈な作品だった。 そもそも、織田信長には興味がない。何故、彼が英雄の様に扱われているのか理解出来ない。 彼の物語は有名なので、それなりに知識はある。それをベースにした映画や演劇、小説なども知っ…

同窓生には会いたくない

同窓会には出ないと決めてから随分と経つのだが、その禁を破って参加してきた。 最近、世話になった人が上京して来たし、少人数なので、同窓会というほど大げさな会でもないと思い、これくらいなら良いだろうと思ったのだ。 結果としては、「やはり行かなけ…

インターネットはいらない

携帯電話とインターネットのなかった頃に戻りたい。 以前よく言っていた言葉だ。 正直、今でもそう思う事がある。 便利になったことは確かだ。私もその恩恵にあずかっている。しかし、煩わしくなったことも事実だ。 「人とつながっていたい」という欲求も判…

映画『生きる』のリメイク

黒澤明の『生きる』のリメイク、『生きる Living』を観た。 はっきり言ってガッカリした。 『生きる』はこれまでにも何度もリメイクの噂があった。アメリカのスコセッシ監督がリメイクを考えているという話も聞いた。黒澤監督がご存命の頃から、リメイクの噂…

好きになれない人

好きな人に好きだと言うのは難しいが、嫌いな人に嫌いだというのは、もっと難しい気がする。 相手は昔の同級生で、同級生である事は確かだが、大した思い出もなく、友達だと思ったこともない。しかし同級生=友達と思う人もいるようで、彼がまさにそんな感じ…

映画について

長い間準備をしていた映画がやっと公開になった。 これはこれでとても嬉しい。評判も良く、大手メディアでも取り上げられて、客入りも悪くない。素晴らしい事だ。 しかしこれも既に終わった事だ。次に向けて何かを準備しなければ……。 最近つくづく思うのは、…